◆胸や背中に出る痛みの原因
胸から背中にかけて痛みが出るのは、胸痛・肋間神経痛・側刺痛と呼ばれ る疾患の共通した症状です。
この場合、表面ではなく、体の奥で痛みを感じるのが特徴です。そのため、何か大変な病気ではないかと思ってしまいます。
足や腰が痛んでも、ほとんどの人はそこに重大疾患があるとは思いません。
それが、胸や背中の奥のほうが痛むとなると、心筋梗塞や狭心症などの心疾患やガンの疑いもありますので、不安になるのも当然です。
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しかし、実際には、胸や背中が痛む方がそれらの疾患である可能性は、かなり低いものなのです。
病院で診察を受けると、胸痛は大胸筋のコリ、肋間神経痛は骨の老化や筋 肉の筋違い、側刺痛は胸膜(肋膜)の癒着などが原因だと言われます。
しかし、私が診ますと、胸や背中の痛みを訴える人のほとんどは、肋骨の軟 骨部(肋軟骨)や胸椎にズレがあるのです。
胸の側と背中の側の肋骨はつながっていますので、胸の側で肋軟骨がズレれば、引っ張られて背中の側の椎骨がズレます。
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そのため、この部分にズレがあれば、胸から背中にかけて痛みが出るようになるのです。
この胸椎や軟骨のズレは、最も簡単に矯正できますし、痛みもすぐに取れます。
簡単に矯正しやすい部分だということは、それだけ簡単にズレやすい所でもあるといえます。
単なるズレだとわかれば、いかにも単純な症状なのですが、そこに気が付かないとなると、心臓外科、消化器科、整形外科、心療内科など、全て受診して様々な検査をしても、結局原因がわからないということにもなります。
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しかし、共通して決まった場所・決まった方向でズレが起こっていますので、これもねじれ現象が原因のひとつだと思われます。
原因がねじれ現象であれば、2、3日おとなしくして、お風呂で体を温めるようにしていれば、ねじれが緩和されて痛みもやわらいできます。
他の骨のズレと同様に、寝る前にモノを食べるとズレやすくなりますので、就寝前の飲食は控えてくださいね。
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