2012年5月11日金曜日

陸上競技に走り込みは必要ありません【管理運営中止】 : 【調整論】コンディショニングの考え方【短跳投】


大会に向けて、いかに自分の調子を高めていくか。
ここでは、試合1週間~10日前くらいの期間の過ごし方について、管理人自身が確立してきた調整方法と、その考え方を紹介します。

この点、技術的な調整法や心理面も関わってくるところだけど、それは時と場合によるので除外。
ここでは、純粋に体調面でのコンディショニングのみを取り上げることにします。

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まず第一に、コンディショニングのとは何か、その目的とは何かについて考えます。
大まかには、2つの目的が考えられます。
第1には、疲労を除去すること。
第2には、筋肉の緊張を適度に保つこと

疲労物質は筋肉の動きを妨げますから、ない方が良いに決まってます。しかし、筋肉があまりにも休みすぎ、弛緩状態になってしまっても気合いが入りません。最高のパフォーマンス、最高の筋活動を得るためには、来るべき最強度の運動に備えて、筋肉もそれなりの準備状態になければならんのです。この2つの両立が、ひとまずの課題になります。

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さて、上に掲げた2点についての捉え方として、管理人の単純な思考を紹介します。
上の2つは、おそらく別次元の問題です。厳密には複雑な関係にあるのかもしれませんが、管理人が調整するに当たっては、別次元の話として観念します。

ここで、疲労度と筋緊張度を、ともに10段階のレベルで考えます。疲労度10はボロボロに疲れきった状態、筋緊張度10は、筋肉がカチコチに凝り固まって、今にも肉離れって状態です。

こう考える場合、大会当日の疲労度はもちろん1(最低レベル)であることが要求されます。対して筋肉の緊張度は、1だと筋肉が弛緩しすぎて、ハイパフォーマンスが期待できません。そのため、筋緊張度は2~3程度であることが臨まれます。


発作時に

疲労度1かつ筋緊張度2の状態をどう作っていくかが、コンディショニングの課題なわけですね。

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この、疲労度1かつ筋緊張度2の状態へのアプローチは、主に3つ考えられます。


まず、調整期に入る時点(試合の1週間~10日前)の疲労度及び筋緊張度をチェックして、そのレベルから徐々に1かつ2のレベルに調節していくやり方。しかしこれは最も難しい方法だと思います。試合一週間前の状態など、場合によっていくらでも変わりうるため、調整方法を固定することができないからです。
しかし残念ながら、俺が見てきた人(特に俺の所属してきたチーム)のほとんどは、この方法をとっているように見えます。本人がそう意識してなくても、ほぼこの方法の次元から抜け出せないでいるような人たちですね。


次に考えられるのが、疲労度緊張度共にMAX状態(レベル10)にして、そこから1かつ2のレベルに徐々に持って行く方法が考えられます。これは前掲の方法と比べると、疲労度をマイナス9、筋緊張度をマイナス8にすれば良いという事ですから、そのための調整方法(調整パターン)も固定することができるでしょう。
しかし、これも難しいです。まず、9段階に及ぶレベル間の調整が難しいです。身体の調子の波の振り幅が大きすぎるため、試合当日までに疲労は抜ききれるのか、筋緊張は解けるのか、この辺が大いに不安なところです。またなにより、疲労度及び緊張度を10まで持って行くというのは、最強度レベルの練習をするということです。試合直前にそこまで負担の大きい練習を実施するのは、故障のおそれが高いです。これも考え物です。


不安障害とDSM-IV


とすれば最後は1つ。疲労度と緊張度共に1にし、試合の直前に緊張度のみを2から3レベルにチョイと引き上げるという方法。これが最も安全にして、簡便であるといえます。レベル1にする方法は、単にひたすら休むだけなので、変調の心配も少ないし、なにより第2の方法は調整するのに計17レベルを操らねばならなかった(疲労度9+緊張度8)のに対し、こちらは僅かに、緊張度を1~2レベル程度を調整するのみです。1~2レベルのみの話であれば、調整パターンも相当限られてくるでしょう。

てなわけで、管理人はこの第三の考え方に乗っ取り、調整方法を確立してきました。
さて、ここで次の話は三点ということになります。
・調整期までをどうするか
・調整期前半をどうするか(両レベルを1へもっていく方法)
・筋緊張をいかにして行うか
この辺は人それぞれだろうけど、自分の確立してきた方法を記録しておきます。

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まず最初。調整期までをどうするかという話ですね。


ビタミンDとにきび

の、前に、俺の調整期は、だいたい試合の10日前より始まります。それまでは、だいたい普通に練習をしています。技術練とかなんとか。ただ、回復的な練習内容という風にはしません。少なくとも標準レベルか、強化レベルの質と量の練習を取り入れます。というのも、この10日という数字は、超回復の期間を想定しての期間だからですね。
だいたい調整期前最後の練習は、やや高めの強度の練習を行います。管理人は混成ですが、例えば200mのレペを3本とかですかね。レストは25~30分程度取って、ほぼマックスで追い込みます。管理人の200mのベストは電動で22秒3台ですが、このレペでは手動ながら22秒2~4程度を3本揃えます。そのくらい本気っつーことです。

そしたらこの後は、ひたすらお休みです。調整期前半の始まりですね。だいたい1週間~10日前くらいからスタートです。基本的にはRICEでレペの疲れを一気に抜いた後、温泉やマッサージ、昼寝とかでダラ~ッとリラックスし、精神的にも栄養を蓄えます。栄養といえば、カーボローディングをする場合もこの辺りからスタートですね。最近では筋緊張度を1レベルまで持って行くため に、接骨院等でマッサージを受けるようにしています。かなりほぐしてくれるようにお願いしています。あと、整形外科に行って不具合がないかどうかの最終確認するのもこの時期ですね。この期間は、技術的な確認程度こそすれ、基本的に本当に何もしません。


この過程を経て、両レベルを1にするわけですが、それは試合の4日前までに完了させます。すなわち、4日前は完全に身体がリセットされている状態にするわけですね。別に、ソレより早くリセットされるのは問題なしです。4日前になるまで、レベル1の状態を保ってれば良いだけの話です。
日前(ないしは3日前)に、出場種目を考えた刺激練習を行います。これが、疲労度を1レベルに維持したまま筋緊張度を2~3レベルに引き上げる作業です。だいたい、200m走1本を8~9割程度、または100mの加速走を1~2本というのが多いです。200m走はだいたい23秒丁度前後、加速走なら、軽く10秒2~4あたりでしょうか(管理人の100加速走のベストは9秒9)。その程度が、最も筋の緊張が適切な状態になります。これで、疲労レベル1、筋緊張レベル2の絶妙な状態が仕上がるわけですね。

この刺激が終わったら、あとの期間はこの状態の維持です。ここで管理人は、ウエイトトレーニングを取り入れることがあります。1つには、上述の走運動による刺激が満足に行かな かった場合の補助として、個別的に筋肉への刺激を入れるためです。特に投擲種目を考えた上では、上半身の筋肉の緊張が不足しがちなので、上半身のウエイトトレーニングを良くやります。また、純粋に刺激自体がうまく行かなかった場合は、スクワット、スピリットスクワット、スナッチなどの全身運動的な種目を行うこともあります。もちろん、軽、速、少のウエイトトレーニングですね。

これで、試合当日を迎えるということになるわけです。
方法の流れに目を通してみれば、その確実性はかなりのモンだと感じられるかとおもいます。

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もちろん、うまく行かない場合もあります。


例えば連戦により、疲労がなかなか抜けない場合などは良くあること。そういう場合は、とりあえず両レベルが1の状態になるのを、ギリギリまで待ちます。最高で、前日の朝の状態まで引っ張ります。そこでの体調によって、前日午後にウエイトトレーニングのみによる筋刺激で、調整を完了させることもあります。ただ、レベルがとにかく1にするように作業するのが、確実性の最大の秘訣であるように思います。これが、最も失敗が少ないです。

俺の場合、ですが。



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